当研究室の新田菜美さん(M1)は、2024年4月から1年間、ニュージーランドのカンタベリー大学(University of Canterbury)に研究留学しています。この留学では、液状化に関する研究を多角的に進めており、特にニュージーランド独自の地盤や地震リスクに着目した異なる視点からのアプローチを学んでいます。また、カンタベリー大学の最新技術や設備を活用し、これまで以上に深いデータ解析や実験を行うことで、研究の幅を広げています。
現地では、著名な地盤工学研究者である指導教員の Prof. Dr. Misko Cubrinovski をはじめ、多くの優れた研究者や学生とともに活発なディスカッションを行いながら、新田さんの研究テーマにも新たな着想が生まれているようです。特に、地震発生のメカニズムや、液状化が地域社会やインフラに与える影響についての理解が深まり、将来的な日本の防災対策にも応用できるアイデアが生まれているとのことです。
さらに、研究外活動としてバスケットボールチームにも参加しており、異なる文化背景を持つ仲間たちとともに汗を流すことで、異文化コミュニケーション力も磨かれています。ニュージーランドならではの自然環境や、現地の人々の暮らしに触れることで、研究だけでなく人間的にも成長し、充実した日々を過ごしています。
今後の研究活動を通じて、新たな知見が得られることを期待するとともに、研究者としてのさらなる飛躍を楽しみにしています。新田さんの今後の活躍を応援しています!