当研究室発のベンチャーである東京コンテック株式会社が、コラムを連載しています。
このコラムは、土木や地盤に関する情報を提供することを目的としており、一般的な話題から専門的な内容まで幅広く取り扱っています。
第14回目のテーマは、〝薬液注入工法とは?工法や薬液の種類〟です。
薬液注入(chemical injection)工法とは、地盤に薬液を注入して固結させ、地盤の止水性や強度を高める工法です。地盤は土粒子と空気と水から成っていますが、薬液注入工法では、薬液を注入することで地盤内の空気や水といった間隙を追い出し、固結させることで地盤を補強します。地盤改良や液状化対策としても採用される薬液注入工法ですが、今回は工法や薬液の種類など、その概要をくわしく解説しています。
皆様にご一読いただき、ご意見やご相談を賜れますと、それらを今後の地盤工学の研究・啓発活動に反映させていきたいと考えております。